萬田先生、どうもありがとうございました。あの、お礼の言葉しか言えません。あと、どう感じたって言うのは皆さんと同じに共有したいと思ってます。で、たまたま昨日の夜ですね、昨日の夜、なんでだか知らないけど、「産みの苦しみ」って言葉があるんだと思い出しました。で、良く考えてみたら、「産みの苦しみ」って言葉は、生まれた本人は、何の苦しみもないですよね、そうすると、ひょっとして、「死ぬ苦しみ」ってのもあるんだろう。「死ぬ苦しみ」もひょっとして本人は苦しくなくて、周りの人が苦しむなかな。そうすると、周りの人に、苦しまないようにどういう風に配慮したらいいんだろう、なんてことを何げなく考えてました。で、そんなことのすべての答えが今のお話の中にあったように感じました。
今日は、ちょっと普通より長いかもしれませんし、普通よりちょっとイレギュラーっていうか、先にパネルディスカッションして、それで後で特別講演という形の1日になったんですけども、皆さん、どうも1日、1日って言うか半日ですけども、ありがとうございました。
今日、ご来賓の皆さん、それから先生方も、いいお話聞かせていただいて、どうもありがとうございました。私も、今日1日あったことを随分勉強さしていただいたんで、まとめてこれからの自分の人生にプラスになるように考えていきたいと思います。で、私、本当に老人ですし、がんですから、どうも最近の言葉で言えば、老人って言えばあれですよねぇ、下流老人って言葉があるくらいで、下流なんですよね。そんなことですけども、やっぱりちゃんと自分の体って言うか、こころと向き合ってちゃんと生きなくちゃいけないなと思ってます。それで、患者にできる事、随分あるんじゃないかと思います。病人にできる事、本人にできる事、ってのも随分あるような感じが致します。それの示唆に富んだお話とか、その辺の映像を今も見せていただいたように感じてます。どうも最近年取ると心配でしょうがないのが、人間の価値って言うのが全然、随分人間の価値って無くなって来ましたよね。で、経済的にどう稼ぐかってことだけが人間の価値のようになってます。それでテレビやなんか見ると、セレブ、セレブってそんな事って、浮いた随分世の中になってんじゃないかと、思うんですけども。そういうことをもう一度考え直していくってことも必要だろうって思います。そんな、いろんな考え直す時間ってのをがんになっていただいたんで、今後ともそういうことで、まじめに考え、まじめに対応していきたいと思います。
本当に皆さん、お忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございました。今後とも一生懸命頑張っていきますんで、よろしくお願い致します。どうもありがとうございました。
皆さん、今日いかがだったでしょうか?来ていただいて、いろいろ勉強になったこともあったかと思いますし、一番最後の講演ですね、在宅緩和ケアの素晴らしさを、皆さん本当に実感されたんじゃないかと思います。滋賀県においてもですね、緩和ケア推進部会の方で在宅緩和ケア進めておりまして、実は5年以上前は、在宅、がんの患者さんの在宅死亡率8%ぐらいしかなかったんですけど、昨年は12%、ちょっとずつ上がっております。遅々とした歩みではありますけれども、在宅緩和ケアの方も進めていきたいと思っています。
今日は皆さん、お忙しい中お集まりいただきまして、どうもありがとうございました。お疲れ様でした。