ダウンロード緩和ケアのB班です。
この一番左側のほうにメンバーの構成が出てます。行政1、患者5、議員1、医療2、その構成です。項目は結局随分いろいろ出て、8項目にまとめました。全体の紙の枚数は54枚です。
がんと診断された時からの緩和ケアの推進ということで、その中の中間アウトカムは、緩和ケア提供体制の整備と質の向上ができるということです。指標の方は、とても見る時間がないので、指標の方は見てないです。そんなことで出てきたので1項目ずつ説明しますけど…出てきた8項目から説明します。
まず、8項目並べて、それの優先順位付けをしました。優先順位の高い方から、ちょっとご説明しますと、一番は、「緩和ケアとは?」との正しい理解ができていないのじゃないか。緩和ケアっていうけど本当に緩和ケアってのは何なのかっていうのは医療者側でもいろいろ定義があるでしょうし、まして患者なんか解らないですよね。僕なんか、緩和ケアって言葉を聞いたのはがんになってしばらくたって勉強しだしてから聞いたんで、病院側からちゃんと説明を受けたかどうかってのは全然記憶にない。そんな感じで、緩和ケアってのは何かっていうことの正しい理解をするというのがまず1番目です。
それから2番目は、滋賀県では「がん患者サロン」っていうのをやってて、かなり充実した活動をやってます。なお「がん患者サロン」っていうのを充実していけば、緩和ケアっていうことに対するいろいろな相談やなんかも相談窓口と共同で相談することができるんで、それをちゃんとやっといたほうがいいなっていうのが2番目のまとめです。
3番目に出てきたのが、専門性の高い支援体制ってのが3番目です。
4番目には患者力・家族力の向上施策ってのが4番目です。
後、出た項目は5番目、6番目はやってませんけど、読みますと、在宅緩和ケア体制の検討するとか、予算の確保をちゃんとしなくちゃいけないとか、緩和ケアの満足度の評価をちゃんとできなくちゃいけないんじゃないか、これは患者・家族両方について満足度の評価ができないといけないんじゃないか。ちょっとそんなことをまとめました。
みんなまとめてどんどんディスカッション出てこんなに項目出ると思わなかったし、話もどんどん進んで非常にいい勉強をさせていただいたと思います。以上です。どうもありがとうございました。
素晴らしいご発表だったと思います。その背景にこれだけ熱心な議論等あったのがよくわかります。簡単に三つだけコメントです。このチームだけに限らないんですけども、一回こういうグループワークすると、もう一度やってみたい気持ちも残って来ますよね。もう一度整理したい気持ちもあると思うんで、これでベースにして、もう一度なぜ、なぜ、なぜ、ほんと、ほんと、ほんと、と、問いながらもう一度やってみるとすごくブラッシュアップされるというのがだれにでもあると思います。それから二つ目は行政にやってほしいことと我々自らやりたいことと両方出てくるんですよね。だから二つに分けて考えるのも手です。行政にやってほしいこと、医療者にやってほしいこともあれば、我々自らやりたいこともあるわけですよね。逆に言うと、緩和ケアは割とプロの仕事が大事なんだけれど、ボランティアの方々は人にやれって言うよりは自分たちのことを振り返るので、結構自分たちがやる施策が出がちなんですけど、逆に言うと、プロにしっかりやってもらうという施策が漏れてないかというのもチェックポイントだと思います。それから、近畿2府4県で一番緩和ケアがよくできている地域ってどこだと思います?43医療圏で。それわからないんですけど、知らないんですけど、もし一番できている地域があるんだったらそこに行って秘訣を聞くのも大事ですよね。みなさん、例えば緩和ケアの正しい理解が大事だと思うかもしれませんけど、もし滋賀県のある地区が緩和ケアが一番進んでいるのだったらそれは滋賀県民がよく理解しているから進んでいるのでしょうか?なぜでしょうか?一番できている地域はなぜ進んだのかという秘訣を盗むのが大事だと思いますよね。
はい、ってなことで、これすごくいいベースなので考え続けていただければと思います。お疲れ様でした。
ダウンロード我々のチームに与えられたテーマは、放射線療法、化学療法、手術療法のさらなる充実とチーム医療の推進というテーマです。
隠れてますけど、我々の分野別アウトカムは質の高い医療が提供できる、患者が安心して医療を受けている、安全な医療を受けられるという三つの分野別アウトカムがここに隠れています。ここに書いてあるのが我々のテーマで、各療法の質の向上ができているというのが今回のテーマでした。その質の向上ができているというものに対する政策は大きく三つ我々は考えました。一つは今欠員している専門資格を持っている人員、医者であったり、ナースであったり、これは医者に限定して、県に持って来いと、せめて、2次医療圏とは言わないけども県には一人必ず専門、例えば腫瘍医であるとか、放射線科専門医であるとかってのは置くように、県の医療行政の責任で集めてこいという政策が一つです。
あと、もう一つは、良質な患者、或いは患者個人に適した手術、患者個人に適した放射線治療、患者個人に適した化学療法を行えるという政策が二つ目。最後の政策は、チーム各々、種々のメディカルスタッフの充実、です。この充実ということの意味は、治療の選択を患者・医師と一緒に行えるような医師であったり、看護師であったり、っていうスタッフを揃えましょう。医師・看護師だけでなしに、メディカルソーシャルワーカーのような新しく出てきた職種もちゃんと揃えましょう。それも、医療圏、せめて圏内でちゃんとスペシャリストを配置してくださいよという3つの政策を考えてます。
一番最初の医者がおらんと話が進まんということに関しては、この赤のまるで囲んだところに皆さんのものを貼ってあるんですけども、治療選択を患者さんに丸投げしないたった数であるとか、治療選択を二つ以上提示しなさいとか、患者にとって適切な治療法が選択できるというのがアウトプット指標になってます。良質で患者に適した治療というのはこっちの端の方に固まってますけどもQOLに基づく診療であるとか、内視鏡を使った手術であるとか、最後にチーム種々のメディカルスタッフの充実に関してはこの下に方にまとめてあるんですけども抗がん剤作用の副作用をちゃんと知らせるとか、主要専門医の養成をちゃんとするとか、スタッフの人員が充足してるとか、様々なものが出ました。そういうことで我々のさらなる充実とチーム医療の推進は行政に対する注文と、医療従事者に対する注文と、我々チームに対する話、我々か?じゃないな、…以上です。
じゃ、簡単にコメントさせていただきますけど、非常に体系的な検討でロジックというか因果関係図が背景にあるような論理展開ですごく良かったと思います。一つ課題になってくるのはこの職能の人を何人必要だといった場合に、欲しいとかですね、行政3人増やすべしっていうのはいいんですけど、増やす主体は医療者ですよね、育成して。なので、次の第3期計画は医療提供者による5か年計画を伴うというのがすごく大事ですね。他人が5人増やすべしと言っても本人が5人増やすという計画を立てないといけないので、そういうことを指摘しておきたいと思います。二つ目は、医療従事者を充実するときには医療機関の集約と機能分化、役割の再編ということも視野に入れる必要がありますよね。すべてのところで2倍というわけにはいかないし、人口も減ってくるところもあるしということで、なので、今、5か所でやっているところで5か所のままでやり続けるの?2か所に集約するの?とかいうのを場合によっては考えないといけないですよね。そしたら、人数も変わってくるわけですし、チーム体制も変わってくるんで、それも同時に検討していくのがこれから多分第3期計画で必要と思います。それからもうすでに言われましたけどいろんな指標を考えていらっしゃるのはすごく良かったと思いますので、医療の質を考えるときには、絶対アウトカム指標とプロセス指標を考えていかないといけないということで、そのための人員もお金も資源も必要ですということを指摘して、とても体系的な発表だったと思います。お疲れ様でした。
ダウンロードそれでは、ただいまから相談Bについて発表いたします。
我々のチームは9人で、行政が2名、患者が4名、議員1名、医療2名ということになってます。中間アウトカムは活用されやすい相談支援体制が実現しているというのが中間アウトカムでして、非常に議論が沸騰しまして、たくさんアイディアが出てきてそれを本当ならちゃんと事務局から指示がありましたように整理しないといけないんですけど、整理しきれなかったものですから、生のままちょっと貼らせていただきました。たくさんある中で整理しますと、3つの項目になるなとわかりまして、それは皆さん方の県でもすでに同じだと思うんですけど、すでに院内のがん相談室っていうのができてるんですけど、それに対する改善が非常にたくさん出てるということは、逆に遅れてるということにもなるんです。その問題と、それは後から詳しく説明させていただきますけれども、どこの病院にも独立してない相談室を設けてほしい、設ける必要があるという意見と、もう一つは、がんサロンの改善点、と、そういう3つがあります。その中で一番重要なのはやはり先ほども一番最初に言いましたように院内のがん相談室でして、その中にどういう問題点があるかといいますと、例えばですね、ま、非常に重要なんですけど、そこには確かにがん相談室はあるんですけれどもPRされてなくて、その病院の中でもPRされてなくてですね、もっと担当の医師っていうのは診断された先生はPRせんといけないなというのは全くその通りで、それ以外にですね、さらに院内もそうなんですけど、テレビで、新聞を通してもっとPRしてですね、せっかくそういう立派な部屋があるもんですから、どうぞもっとどしどしと来てほしい、という意見です。それにはもちろん改善点があるんですけど。すみません、あまり時間がないんですけど、私も感じてるんですけど、相談室のレベルアップ、モラルアップが必要違うか?というのでですね、ま、そういのが出てきました。あの、時間がありませんので、最終的にはがんサロンも同じような問題が抱えてまして。最後に残りましたけど、相談支援室、独立した相談支援室ですね、これあるにはあるんですけど、たぶん京都だけではないんかなと思いますけど。
ちょっと時間が来ましたので中途半端になりましたけど、以上です。
さて、なんてコメントしようかな。
相談支援のところって、皆さんも関心の強いところだと思いますので、ただ、第3期計画を考えると、一度抜本的な見直しをしたいなという。だってみなさん、結構思ってらっしゃるところだと思うんですよね。いろいろやってきたばかりに、もう一度こうゼロから整理してみたい。良いことはその中間評価の時にたくさんデータが取れたはずでですよね、多くの都道府県がアンケートをされているので、そもそも相談窓口を知っているのか、来た時にどれぐらいの人が相談されてて、相談された人がどれくらい満足度を得ているのか、最終的に患者さんの満足度はどれぐらいか。で、そもそも相談支援センターが果たせる役割ってどれぐらいなのか、患者さんのピアサポートがしている部分はどうなのか、それから、相談窓口だけが相談の窓口なのか、っていうこととか、或いはそもそもどうして患者さんが不安を抱くのか、それはそもそも医療者が最初にちゃんとした情報を伝えられてないのかとか、そういう、こう、相談支援に関する全体の地図が出てきて、多くの計測が行われたので、もう一度これまで8年やってきた先入観とか思い込みとかいったん捨ててみて、本当に患者さんの悩みを解くには一番何が大事なのかっていうのを多分もう一度ここ1年ぐらい考え直すチャンスだと思うんですよね。そのすごくヒントになる検討が随分されてたと思います。お疲れ様でした。
ダウンロード就労チームです。じゃ、発表させていただきます。
私たちのグループは、患者二人、医療者3人、行政一人の6人で、この就労問題を話しております。では、始めさせてもらいます。実は、43枚出たんですけれど、ああいう風に9枚に整理をし直しました。一番最初はやっぱりこのがん患者さん家族が働き続けられるような事業者の体制をどう整えるか、という話になります。について、話し合いました。まず最初は、やっぱし事業者の方の教育ですね、がん教育が必須にしてはどうかという意見になりました。というのも、今2人に1人、もしくは3人に2人ががんにかかるような日本人のデータがある中、要は、雇用者だけでなく、事業者の方もがんになります。そういうことを体験しないと、就労に関して優しくなれない企業ではなく、やはりそういう風に、事業所内のやはりがん教育を、まずしたら職場風土が変わって来ます。そうなりますと例えば今の現状、がん患者さん、今自分はがんにかかりましたということが言えないのではないかと、相談しにくいのではないかという風土がなくなれば、やはり、上司、人事部、そこらへんにやっぱり自分の希望なり、を相談できるんじゃないか。まず一番大事なのは職場風土、事業所内のがん教育から始めてはどうかという意見がまず出ました。それも毎年実施を必須に致します。で、次が、やはり先ほど出てました相談ですね。自分がそうなった時、病気になった時に、事業所及び、医療機関と連携した相談がねできるようなシステム、ま、相談窓口の充実になるんですけれども、これが大事かなと、実は同じ病気であっても個人差がありますよね。それ一人ひとり本人さんの就労に関しましては、ご希望とかがある中での問題ですので、やっぱりその相談窓口の充実が2番目に必要であろうということです。ただ、医療者側とするには個人情報の問題がちょっと難しいかなっという課題をちょっと挙げております。あと、これはもう、事業者の方も優しくなればどうかということになりまして、結局予防と検診に力を入れていただく施策、で、労働者を大切にしている事業者を国が優遇したり、県が宣伝したりとか、そういう風な付加価値を付ける。それがあのちょっと大事かなと。まずは労働資源を有効に活用するために必要かということです 。もう1点だけ、最後、休み方、働き方、今フレックスに考えるという就労規則を大幅に変えてみるということがまず大事かなという風に話し合いました。ちょっと最後二つがいけませんでしたが、そういう話でした。以上です。
お疲れ様でした。就労支援に関しては、割と現況を知ろうというアンケートとか、少し冊子を作ってぼちぼち普及啓発って段階をこえて現実に環境を変えていこうと、企業が患者さんを切らない、或いは採用するという風に、変えていこうという形で、ちょっと一歩進みかけてると思うんですよね。そういう中ですごくフォーカスをされた、実際に企業、雇う側の意識とか行動を変えていこうとフォーカスされた発表だったと思います。特に最初のところですね、ですので、企業が実際に変わるためにはどうしたらいいのか、そのための働きかけとして教育をしようと、その時に文化・風土を変えていただこうという話がありました。その時に誰がどのようにどういう形でそれをやっていけばいいのかという、ほんと、検討されればいいと思いますし、あの、文化の話が中心になってましたけど、一方で、制度ってのがたくさんあって、制度って結構ノウハウだったりするし、やる気があってもそのツールがあればできるんだけれどもわかんないところがあるので、その辺も使いながら、先行企業の事例をうまく使いながら、そういうのを浸透させていくっていうのがあるんじゃないかなと思いました。大変興味深い発表でした。ありがとうございました。お疲れ様です。
ダウンロードどうぞよろしくお願いします。
我々のグループはがんの教育、啓発、普及啓発ということで話し合っています。中間アウトカムの方は子供の時から、がんに対する正しい知識と、がん患者に対する正しい認識を持つということで話し合いを進めて来ています。施策の方は、大きく分かれて、八つ、上がっております。一つ目に何をするにも予算がないと活動できないということで、うちは、まず一番目にまず予算を獲得するということが上がっていました。2番目には、教育のシステム化ということが上がりました。がん教育のカリキュラムを作成したりして、がん教育の地域格差をなくすということで、これが2番目に上がっています。あと三つ目に、教育の標準テキストの作成、子供の成長に応じたわかりやすいテキストを作成するということが上がっています。小学生なら小学生、中学校なら中学生なりのそういったわかりやすい、まあ、マンガを使ったDVDであるとか、そういった教材を作成することが大事ではないかということが上がっていました。それに付随しまして、その中には、患者さんの体験談を組み入れてはどうかということが上がっていました。患者さんの生の声というものは、とても心に響きますし、元気なお姿を見せてもらうことで、がんになってもこわくないんだなということが子供に伝わるかなと思います。次に、がん教育を行う教育者の育成というのが出ていました。教育をする学校の先生自身が、がんに関してしっかり理解していただかないと指導する側も難しいので、研修会を持ったりとか、そういうことが上がっていました。次に地域の専門機関との連携ということが上がっています。何も学校だけが教育する機関ではありません。「がん患者サロン」っていうのを学校と医療機関、患者団体、あとは図書館ですね、地域の図書館等と連携しながら、いろんなことを子どもに教育したらどうかということが上がっていました。それと、後はがんを予防するための食生活であるとか、生活習慣、そういったことも教育に組み入れる、予防的な教育についても教育の中に入れていく必要があるという風に上がっておりました。最後、八つ目なんですけども、こういった教育をするだけではなくて、教育をして、子どもが学んできたことを家庭の中で語れるという、これが一番大事かなということを言っていました。後は、保護者の方、PTAの方とかも巻き込みながら親子でがんを学ぶということ、これが大事かなという風に思っています。終わらせていただきます。ありがとうございました。
大変よくまとまったご発表だったので、コメントじゃなくて、質問していいですか?
最初からそんなにきれいにまとまって意見出てきたんですか?どういうプロセスでこういう風に整理されたんでしょう?
とんでもない。皆様がとてもいい意見を出してくださったので、私はそれを発表しただけです。
8本の施策にまとめていただきましたけど、その8本を少し整理するとどうなるんでしょうか?8本の中の優先度とか、基盤的な施策とか、展開的な施策とか、少し整理をしていただくと。
私の個人的な意見なんですけれども、つい先週、学校教育の現場を見せてもらいました。うちのがん相談支援センターのセンター長が実は市内の中学校に出向きまして、学校教育をしました。その中で、DVDを使いながら、マンガを交えながら教育をしたんですけれども、子どもさん、とても真摯で、真剣に生の話で聞いておられました。質問もたくさんありました。で、最後、先生の一番最後のしめの言葉が、今日学んだことを、お家へ帰って、お父ちゃん、お母ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんに言ってあげて!っていわはったんですね。子どもが大きくうなづいてた姿がすごく私印象的でして、やっぱ、この生の声、ここで、患者さんの体験談もございまして、その体験談も本当によかったんですね。だからこういう医療者が一つ出向くということも大事かなと思ったので、今、滋賀県では、こういったモデル事業もなさってますので、こういう教育的な活動が全国に広がっていったらいいなと個人的に思っております。
教育をするだけじゃなくて、そうやって家庭に帰って話すことで、お子さんにも定着されて、親の方にも伝わるということで、すごくある意味でアウトカム意識がある組み立てになってますよね。八つの施策をもう一度この中間アウトカムに向けてどういう組み立てになっているか、前提施策、パッケージ施策、そして出口政策ということで、ちょっとまとめるとすごくきれいになると思いました。お疲れ様です。
ダウンロードがんに関する相談支援と情報提供で発表させていただきます。私、奈良から参りました。よろしくお願いします。
先ほどの教育の方みたいにちょっとスムーズにはいかないと思うんですけど、我々は、患者が4名と、医療提供者が3名、行政が1名です。それで、我々は、患者と家族が必要とする最新情報が正しく適切に提供されている。っていうことが中間アウトカムで、38の意見が出まして、それで、まず、がんと診断された時に、相談支援センターの広報を周知する。広報と周知ということ、患者さんに、「相談支援センターはどこにありますか?」とか、「ちゃんとそこへ相談に行くように」ということを知らしてもらう、なんしか患者さんがその場所を知っていただくということ、それから、相談員の方のスキルアップ、先ほどもありましたけども、いろいろと勉強していただいて、スキルアップを図っていただくっていうこと。それと、相談の内容ですね、をしたことを理解と実践していただく。これをドクター、先生からの案だったんですけども、やはり相談したことを内容をですね、理解して実践していただくっていうこと。それと、我々じゃなくって、相談支援の方々が、連携の強化をしていただいて、やはりその勉強会とかいろいろあると思うんですが、こういう出て来ていただいて、連携してやはり強化、連携の強化。皆さん、と相談していただくということをやはり勉強していただくということですね。それで、それによって、正しい情報を知る、それは公的な情報ってことよりも、こともあるんですけども、やはり正しい情報を知って、患者さんはがんに向かっていただくっていうこと。以上です。
大変濃密な議論があって、たくさんのカードが書かれてあって、それをシンプルに整理をされております。少し補足をすると、この中間アウトカム二つあるんですけども、最新情報が正しく適切に提供されているというのと、二つ目は相談支援体制が実現しているということなんですけど、ちょっとこの区分を考えておく必要があると思うんですね。ちょっとオーバーラップして、この2番のアウトカムを含めた議論になっていると思います。それは悪いことじゃないんですけども、特にこの一つ目によりフォーカスしていくとどうなっていくんだろうと。一つは、そもそも提供する情報がちゃんとわかっていつ作られていって、伝えていく人がそれを手にできるっていう側面がありますね。それもどっかで検討しないといけないです。それから窓口、そのチャンネル伝える経路としては、そうですね、その前に患者さんのライフコースですね、がんになってどういう歩みをして、それぞれどういう悩みが生じるのか、ところがあって、そこにどういう情報が必要で、それをどういう経路で伝えるのかっていうことを考えたうえで少し、その地図の上に置いていくとですね、きれいな整理ができるかもしれないです。そういう意味では、相談窓口以外に伝えられるチャンネルがどうやったらできるのか、ということも必要な検討に含まれてくるという風に思います。
はい、ご検討を続けていただければと思います。お疲れ様でした。
ダウンロード私達、緩和Aの議論に入りました。よろしくお願い致します。
早速時間がないので進めさせていただきます。私達のグループはですね、患者3名、それから行政関係の方1名、そして医療関係の方3名、それで議員さんが一人と、計8名の方で行われました。よろしくお願い致します。
まず、私はですね、患者でございますので、まず緩和医療という、病気を診断されてからの時の緩和医療ということを考えまして、これは非常に不安があると感じました。というのは、言葉を正しく説明されていないうちに緩和医療というと申しますと、私はそんなに重たいんだろうかという不安が先に入りますので、とても不安だというところから始めまして、皆さんが8名ともほとんど意見がね、合致したことがございました。そして、言葉を正しく説明する必要がある、そして、緩和ケアに対しまして、そしたら、言葉の検証が必要だという風に話し合いました。その、必要としての医師たちもですね、育てる、医師を育てる、緩和ケアの医師も育てるということで、患者サロンに実は研修医が参加された方がいらっしゃいまして、これはもう世界観が変わったと、その時から患者さんの言葉をですね、弱い言葉をお聞きすることがとても自分たち医師に対して、必要なことだったと、すごく感じたとおっしゃっておられました。これはすごいことだと思います。そして、精神的なですね、緩和のできるスタッフの育成ということにつながりまして、これは非常に大事ではないか、そして、最後にですね、総合的専門職の育成、要するに医療者、看護師職、そして、行政、地域全体ケアマネージャーさんとか、そういう方の研修が一堂に行われることが非常に大切ではないかと、皆さんの意見でございました。そしてその中で最後にですね、ではどうしたらいいかというとやっぱりがんの不安を取っていただく専門職、要するに精神的なケアというものが非常に重要視されるのではないかという風に意見がまとまりました。
簡単ですが、以上でした。たくさんありますがまとめさせていただきました。よろしくお願い致します。
ありがとうございます。良く検討がされていると思います。良く吟味されていると思いました。やっぱりこういったサミットとかグループワークである時の利点っていうのは違う視点を持ち寄れるということですよね。それで例えばですけど、患者さんはそのソフトな視点に目が行くし、医療専門家はハードな視点に目が行く、技術的側面、あと、患者さんは気持ちの問題、それを補い合うってのがすごく大事だと思うんですよね。なので、一緒に施策を検討するときに、お互いに補い合いというか、技術の側面と、心の問題、ハードな面とソフトな面、両方入ってる施策になってるかという検討、大事だと思います。それで且つ、それが患者さんを良くするための必要十分条件になってるか、あればいいなってことがあるけど、基礎ができてなかったらすごく、例えばですけれどもね、優しく接してくれるけど技術がゼロな医療者、でもダメなわけですね。両方できているという、ハードもソフトもできて必要条件を満たして、十分条件になってく、そういう施策を考えていくってのが大事じゃないかなと、今日このお話を伺ってて、触発されて考えたことですね。皆さんその辺にも少し思いを馳せていただければと思います。お疲れ様でした。
ダウンロード皆さん、こんにちは。チーム医療Aチームです。
チーム医療Aは8名で、非常に活発に楽しく議論させていただきました。
分野アウトカムが質の高い医療が提供できている、中間アウトカムがチーム医療が実践されているという内容です。
4つにまとめてあります。まず一つ目、チーム医療の概念の統一、あの、患者さんはチーム医療、よく言葉も聞きますし、知っている言葉なんですけど、実際何が行われているかよくわからない。で、また、病院もチーム医療を標榜しているところが多いですし、ま、チーム医療をされているとは思うんですが、患者さんから見ると、本当にちゃんとできているのかということがありますので、ま、医療者側と患者さん側で、概念、チーム医療という概念が今は統一できてないのではないか、思っている、思い浮かべる内容が今は違うのではないかという問題点があるということで、チーム医療の言葉の概念の統一が必要です。
2番目は、医療者の意識改革。どうしてもドクター中心になってまして、ドクターの意識の改革も必要ですし、最近は医学部でもチーム医療という教育があるみたいですけれども、昔からの先生はどうしても無い方もいらっしゃるということで、病院で研修ですとか、研修の義務化ですね、そういったことで医療者側のチーム医療というものに対する意識の変革が必要ではないかというのが2番目です。
3番目は、患者がチーム医療の中心。チーム医療は患者さんのために行われるものでそのチーム医療の輪の中に患者さんも入っている。そのことはでも患者さんもあまり意識されてない方もいて、医療者も意識されてないことがありますので、チーム医療は、患者さんもその中に入っているということを患者さんも知ってもらいたいと。いうことです。
最後にチーム医療の可視化。チーム医療、実際、本当されてても何をしてるかわからないということなんで、ほんとにやってることがわかるように文章で明文化ですとか、明示するですとか、後、多職種間カンファレンスも活発に行われているのを、患者もそこに関わって、患者も治療に関わっていけるのがいいんじゃないかという意見になりました。以上です。
ありがとうございます。伺っていて素晴らしいなと思うのは理念的な考え方をしっかり足元を固めようとしているというところだと思いました。多くの今の県の計画などを読むと、あるべき姿とか、理念とか、何を目指してるとか、どっちへ持っていこうとか、考えているんだってことをまったく抜かしてこの職種の医療従事者は当県は全国で平均並みですとだけ書いてあるみたいなのあるんですけど、それっていかがなものかと思いますよね。ま、そういう意味で言うと、理念的なところをしっかり考えていこうと、素晴らしいところだと思います。あるべき姿を目指すということと、アウトカムを目指すというのはほぼ一緒なので、あの北極星を目指してこっちに歩むんだとみんなで意識を統一する、すごく大事なことだと思いました。で、べた褒めした上で、でも、ただこれだとあの、必要条件は満たしているけど、十分条件なんて無いですね。この理念の下にどのような施策を実行するかという施策迄は行ってないので、ステップとしてはベター、ベストだと思います。理念なき施策ないですから。理念を固めましたので、じゃ、次、この上でどんな具体的な施策をしていけばいいかを考えていけばいいんだと思います。ので、用意出発だと思いましたし、欠かせない出発だと思いました。お疲れ様でした。
講評ってなんかすごくおこがましいじゃないですか。これだけ素晴らしい場があってね、素晴らしい発表があってやってらっしゃるので、結構なので、コメントなんてとてもできない、素晴らしい、ただ拍手してたいという思いだったんですけど、だからちょと無理やりコメント風なこと言って、大変失礼いたしました。
そういう意味で言うと、今日の振り返りですけど、第3期計画を作ると、反省を踏まえて第3期計画を考えるというところで、やっぱり皆さん共通されていると思うんですけど、計画のための計画にしたくない、結果を出したいと思ってらっしゃると思うんですよね。で、今日よく出てる言葉で、アウトカムを達成したいということだと思うんですよね。そういう意味では、おさらいになりますけど、あるべき姿、何をしたいんだという最後のチームがやられたようなあるべき姿をよく考えて、アウトカムを、ゴール、目指すべき北極星は何だと決める。で、それで、いろんなステークホルダーが今できてないことをお互いの責任にしてですねぶつけ合うんじゃなくてですね、共通の敵はがんですから、がんに向かって目の前の障壁を打ち破っていくんだということで、同じ目線で、同じ方向で歩んでいくということだと思います。このマップもかなり皆さん慣れてこられたと思うんですけど、単純にこんな箱が並んでるなあというところなんですけど、おさらいですけど、右から考える。普通こっちから(左から)作業したくなるんですけど、こっちから(右から)埋めていくというのはこっち(左)です。北極星・ゴールを決めて、これも質の高い医療が提供できてるみたいなこと書くので、ちょっともう書生論的というか、青臭いというか、当たり前のことで恥ずかしいとか理想的すぎるやんとか思うかもしれないですけど、個々のコツはあえてあるべき姿を書くのがコツです。で、ここは、そのための中間経路として入れる。ここ結構埋めるの難しいと思うんですけど既存のものも、すでにあるものも参考にしながら、入れていただければというところです。仕様の決め方なんかもこういうのを参考にして知っていただくといいですね。
で、今日やったようにやっていくとですね、いろんな意見が出てくると思います。このプロセスがいいのは、みなさんたくさん協議会を事務局として運営されている方もあれば、座長の方も、委員の方も患者委員の方もいっぱいいらっしゃると思うんですけど、結構審議会とか検討会見てると2時間の会議に1時間半事務局説明で、30分の発言で、わりと偏った人がばーっと発表されて、割としかも自分の出身背景団体のことに関する話で、私は外科医なので外科医が結構必要だと思います、みたいな、一例ですみませんけどね。要するに、それぞれの立場の話を言いっぱなしで終わってたりすること多いじゃないですか。違和感感じますよね。だから、あらけてこのワークみたいな内容がですね、この検討会の内容に入って、何とか県、何とか第3期計画検討会は2時間グループワークしてるなんてこともですね、あっていいと思うんですよね。それを参考にして作るっていうの大事だと思います。アイデアいっぱい出てきて次の大事なところは振り分けですよね。じゃ、8つ出てきた、と。8つ出てきた中で8つともできるのか?というところが出てくるので、ここからが悩みだと思うんですけど、その際はやはりまたみんなで検討する必要があると思います。それはまた別のやり方があって、8つある施策を効果とですね実現性ということでこうやってカードを置いてみて効果が高くて実現性があるもの、面白いと思ったけどやってみたら効果が少ないし結構それウルトラCじゃないとか、いろいろあるので、それで施策を振り分ける。これ結構ですね、虎の子のいいアイディアをですねをお蔵にするってすごく難しいんですけど、それ結構大事なんで、思い切って振り分けるのを大事だと思います。そういうプロセスが出てきて、そしたらもう一度本当に選んだ施策がですね本当にアウトカムに効いてるかというのをもう一度チェックするという。こっちから(右から)攻めて行ってこっち(左側)作って仮案ができたらこっちに(右に向かって)本当効いてるのってもう一度確認するというプロセスが作業になります。それから、もう一つは施策が決まったら次はもう一段階、これは誰がいつまでにするかという役割分担決めなきゃいけないですよね。
さっきも言ったかもしれないですけど、結構医療従事者の数を増やすっていう議論を医療従事者がいないところで、行政と患者さんだけで決めたとしてもですよ、それは本人たち伝わってないし、本人たちそのつもりになってなかったら困るわけですよね。その時は、当事者を巻き込んで、「んー、実際6人は無理だけど4人だったら増やせるよ。」と。例えばですけど、専門職を育てて雇う立場にある人にそのつもりになってもらって、そちらの5年計画にも入れてもらって、県の5か年計画と、医療従事者による育成計画を一致させてもらうとかですね、そういう巻き込み方をしっかりしとくのが大事ですよね。誰がいつまでにやるかということを、当事者を含めて一緒に考えて。その際ですね、ちょっと無理やという風に言われた場合、どうして無理なの?それは費用がないから、じゃ、費用は用意するよとかですね、環境設定を含めて、一緒にやっていくことで実現していくというようなことがあるんじゃないかと思います。なので今日はこれで、一つのチームは一つの分野の一つの中間アウトカムの施策の荒出しということやりましたけれど、県によってはこのシートが15枚あるわけですし、それぞれの1枚に3つか2つの中間アウトカムがあるわけですし、施策の荒出しでこれぐらいのワークになりますから、これを吟味してですね、取捨選択、優先順位付け、本採用にしていくということで、また1個1個の施策がお金いくらかかっていつ誰がどこでやるのっていうと、また検討が必要です。それを来年1年間やっていくわけですけど、それだと時間足りなくなるので今からですね、どんどんどんどん議論を進めておくと。で、そのプロセス全体に関しては、今日私のスライドで説明して来ましたので、それもちょっと振り返りながらですね、これから1年2年のですね大事な時間の持ち方を考えて頂ければという風に思います。
それじゃ、私ひとこと言って菊井さんにお渡ししますけど、私もこういうグループワークよく拝見するんですけど、なんかすごく濃密で、すごくレベルの高いイベントだったと思います。是非、逆に我々も本当に運営も含めて教えていただかなきゃいけないと、本当に勉強になりました。本当に皆さんお疲れ様でした。素晴らしい会だったと思います。お疲れ様でした。