がん教育スピーカーバンク

滋賀県がん教育スピーカーバンク

がん教育とは

健康教育の一環として、がんについての正しい理解と、がん患者や家族などのがんと向き合う人々に対する共感的な理解を深めることを通して、自他の健康と命の大切さについて学び、共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る教育である(外部講師を活用したがん教育ガイドラインより 平成28年4月(令和3年3月一部改正)文部科学省)

がん教育への思い

2人に1人ががんになる時代です。医学が進歩して、早期発見、早期治療で「がんは治る時代」と言われていますが、まだがんは手ごわい病気でもあります。 子供たちのご両親、ご兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん、近所の方、友達、先生の中にもがんと向き合っている方がいるかもしれません。
生徒本人ががんと向き合っているかもしれません。 がんに関わることが子供たちにおこっているかもしれません。
そんな中でがん教育をするのはとても難しいことと思います。でも、だからこそ、がん教育は大切なことだと思います。
がん患者が外部講師としてがん患者の経験や思いを生徒(学生)さんに話すことで、がんをただ恐がるのではなく、自身や他の人の「健康」や「命」について、考える機会となることを願っています。

設立

外部講師(医療者、がん体験者)を活用した「がん教育」が全国で始まっています。
外部講師を活用した「がん教育」を行いたいけれど、”どこに、誰に頼めは良いのかわからない”という声があり、滋賀県内で外部講師の派遣態勢を整えるために、2021年「滋賀県がん教育スピーカーバンク」を設立しました。

スピーカーの話は

  • がんに関する正しい知識を知ってもらう。
  • 自分の健康、自分以外の人の健康を考えてもらう。
  • いのちの大切さ、生きていることの素晴らしさを考えてもらう。
  • がん患者さん、障がい者等への理解を深めること等を目的に話します。

[事務局]は次のことを行います。

  • 講師希望者の募集・登録
  • 県/市/町教育委員会・学校への働きかけ
  • 外部講師派遣依頼に対する調整、打ち合わせ、派遣
  • 講師派遣に関わる費用(謝礼、交通費)などの会計作業
  • がん教育内容の研修、教材、教案の作成
  • 適切ながん教育を行うための、講師の指導、研修やフォローアップ

滋賀県がん教育スピーカーバンクのしくみ



がん教育についての概要・お申込みの流れ・授業例などについては以下の「がん教育スピーカーバンク概要・申込調査書」をダウンロードしてご確認ください

がん教育スピーカーバンク概要・申込調査票.pdfをダウンロード(PDF版)

がん教育スピーカーバンク概要・申込調査票.docxをダウンロード(word版)

  • お問い合わせ・お申込み
    滋賀県がん教育スピーカーバンク事務局
    TEL:080-9380-2730
    Mail:speakerbank@cancer-patients.shiga.jp